大切にしていること
はじめに
このページでは、私たちの存在意義や大切にしている考え方を記載しています。
「結局この会社は何をしてるの?」
この疑問への答えを、先にお伝えします。
当社は、岩手県を拠点に「戦略とデジタルの力で企業の長期的経営を支える会社」です。
また、私たちは会社の存在意義を「テクノロジーを活用して、岩手の『やりたい』を長く続く活動にする」と定めました。ここでいう「やりたい」とは、「誰かを喜ばせたい、自分らしい仕事をしたい、地域を良くしたい、次の世代に何かを残したい」という、一人ひとりの想いを指しています。
当社のサービスをご利用いただくとき、事業をご一緒いただくときの判断材料にしていただければ幸いです。なぜこの答えにたどり着いたのかを、以下に書かせていただきます。
私たちの存在意義(Purpose)は何か
当社の創業と事業開発にあたり、次の三つの問いを考え続けてきました。
- 大切にしたい相手はだれなのか。
- 私たちは何ができるのか。どう進めるのか。
- どのような未来を描くのか。
これらの問いへの回答をもって、私たちの存在意義を共有したいと思います。
1.大切にしたい相手はだれなのか
私たちの「大切にしたい相手はだれなのか」という問いへの答えを、先に書かせていただきます。
「家族、親戚、友人、一緒に働く仲間、岩手の中小企業、そして岩手のこれからを担う世代」
この方々を最優先に大切にすることで、「岩手の若い世代が笑顔でイキイキと暮らしていく」循環が生まれると信じ、私たちは企業活動をしていきます。この結論に至るまでには、ひとつの原体験がありました。
本当に喜んでもらいたい人はだれなのか
当社の代表はこれまで、首都圏の大企業や高所得者層に向けた不動産、電気、海外販売支援、デジタル化支援などのサービスに携わってきました。お客様に喜んでいただける仕事は、とてもありがたく、貴重なものです。
一方で、北上で生まれ、学生時代を過ごし、社会人になってからは盛岡の人と土地に育てていただきました。
そうした中で、人生の節目に、ある違和感を抱きました。「サービスを提供して喜んでもらえる相手が、自分の原点である岩手にいない」ということです。力を注ぐ先と自分の心との間に、ズレがあると感じていました。
この違和感をきっかけに、「だれのために働くべきなのか、本当に喜んでもらいたい人はだれなのか」を深く考えるようになりました。振り返れば、家族や親戚、友人、一緒に働く仲間、地域の中小企業の皆さまから、数え切れないほどの支援を受けてきました。
しかし、まだ何も恩返しができていません。「このままではだめだ、自分が本当に大切にするべきはこの人たちだ」という決意に至りました。
大切にしたい人が望むことは何か
「どうやって恩返しをしようか」と考え、大切にしたい一人ひとりに「何をしたら喜んでもらえるのか。大切にしていることは何か」を尋ねました。それぞれが抱える悩み、困りごと、やりたいこと。
たくさんの想いをうかがう中で、共通していたのは「岩手の若い世代が笑顔でイキイキと暮らしていくこと」でした。
ある人にとっては自分の子ども、ある人にとっては大切な社員やお客様。立場や視点は違っても、同じ未来を願っていました。
こうした経緯から、私たちはこの方々を最優先に大切にすることを、企業活動の出発点に置いています。
2.私たちは何ができるのか。どう進めるのか
変化の時代に何が必要なのか
この数年で、コロナで人の集まり方が変わり、AIで仕事の中身が変わり、資源価格の高騰で物の値段が変わりました。
これからは、さらに変化が激しく、将来の予測が極めて困難な時代になっていくと思います。予測困難な変化の時代にあって、岩手の中小企業が生き残り、次世代にバトンを渡していくためには、強靭な経営基盤が必要です。
だからこそ私たちは、「戦略」と「デジタル」の力で企業を支えることを選びました。
molviaという社名には「変化(Molt)の先頭に立ち、積み上げられた資産を礎に、次なる挑戦への道(Via)を拓く」という志を込めています。
共に進めるアプローチは何か
私たちが地域の皆さまと共に進めるアプローチは、大きく三つあります。
- 変化に気づく仕組みを作る
- 日々の売上やお客様のデータを集めて、いつでも見える状態にします。積み上げてこられた経験や勘に数字を足すことで、市場とお客様の変化に早く気づけるようにします。
- 変化を活かす事業を構想する
- まだ活かしきれていない設備や場所、社内のメンバーが持つ技能、蓄えてきた販売データを、一緒に見つけ直します。同じ目標を持つ企業の力をつなぎ合わせ、次の事業機会を一緒に描きます。
- 変わり続けられる組織作りを支援する
- 中長期で事業が続くように、組織の意思決定ルールを整理します。メンバーが自発的に動けるマネジメントと評価のしくみをつくり、売り方の実行まで一緒に進みます。
- 経理・財務・総務や営業の仕事の流れを、紙とエクセルの手作業を減らして、管理しやすい形にデジタルで組み直します。
常に立ち戻る指針は何か
このアプローチを地域で実践していくにあたり、私たちが常に立ち戻る「四つの指針(Value)」があります。
- 「歴史」を次なる挑戦の力にする — 積み上げられた歴史や考え方に敬意を払い、新しい挑戦を支える推進力にします。
- 「やってみたい」を原動力とする — 自分や相手の心の内から湧き出る意欲を、共に育てます。
- 「どうすればできるか」を探究して道を拓く — 歴史から本質を学び、新しいテクノロジーを柔軟に取り入れ、理想を現実にする方法を考えます。
- 良き「地域市民」として、共に豊かになる — 知識、経験、設備、場所などの資産を地域で共有して、次の挑戦につながる豊かな仕組みを設計します。
3.どのような未来を描くのか
私たちは、個人の「やりたい」が可視化され、そこに共感する人や企業が集まって力を合わせる未来を描いています。
「やりたい」を可視化して力を合わせる土台を作る
胸の中にある想いも、言葉やデータにして見える状態にすれば、同じ価値観を持つ仲間や応援したい企業が協力しやすくなります。一人では実現が難しくても、地域の大人たちと力を合わせれば具体的な活動へと育っていくと信じ、私たちはそのための基盤を作ります。
この考えを形にした取り組みは、事業内容のページでご紹介しています。
誰かのための「善意」が報われる循環
私たちが目指しているのは、誰かが勝てば別の誰かが負けるような、顧客を奪い合う成長ではありません。地域にある使われていない設備や場所、個人の技能を持ち寄って、次世代の挑戦に活かしていきます。
また自然と生まれ出る「誰かのためにやってあげたい」という善意の行動が、経済的にも精神的にもきちんと報われる仕組みを作りたいと思っています。事業や資産をシェアし合える仲間がいれば、結果として地域全体で豊かになっていけると信じています。
このように、岩手の人々の「やりたい」が集まり、若い世代が笑顔でイキイキと暮らしていくこと。
これが「どのような未来を描くのか」という問いに対する、私たちの答えです。
おわりに|あなたの「やりたい」を聞かせてください
私たちは、企業の存在意義(Purpose)を「テクノロジーを活用して、岩手の『やりたい』を長く続く活動にする」と定めました。
これまでたくさんの方と直接お会いしてお話しする中で、自分の課題にとどまらず、地域の課題として共に受け止めてくださる方に出会ってきました。
会社を経営されている方も、お一人で店や仕事を続けている方も、進路を考えている学生の皆さまも含めて、岩手を良くしたいと思っている方と一緒に未来をつくりたいと思っています。
このページを読んで少しでも共感してくださった方は、ぜひお気軽にご連絡いただければ嬉しいです。あなたの「やりたいこと」や「困りごと」をお聞かせください。一緒に力を合わせて少しでも前に進めていきましょう。